『熊林選手の現役引退』
こんな日が来ることを予想はしていても ・・・
彼は秋田を代表するJリーガーとして、常に先頭を走って来た
秋商では一年生の時からレギュラー
選手権は3年連続出場と一時代を築く
そして、秋商同期の清野と一緒にジュビロ磐田へ入団(2000年)
(訂正 2年後輩の加賀健一は2002年に加入でした)
だが、当時のジュビロには同じポジションに名波宏、奥大介がいて、3番手の評価、出場はかなわなかった
その後、湘南や横浜、仙台、徳島、草津では中心選手として活躍
2013年よりブラウブリッツ秋田に加入
与那城監督のもと、活躍してきた
それまでブラウブリッツ秋田を知らなかった数多くの人が、彼の加入でその名を知り、
さらにはクラブを応援してくれるようになった
熱心に遠い秋田まで年に何度も訪れてくれる人もいた
そのプレーのアイデアの数々は素晴らしいものだった
彼が入るとグッと面白いサッカーになった
ジュビロ時代から注目してきたやまみんとしては彼がピッチに立つのをいつも心待ちにしていた
スタジアムに熊林ダンマクを掲出するのが喜びであったし ママのユニは背番号10番だ
やまみん家では、ずっと彼の事を応援してきた
ところが、2015シーズンはスタメン、メンバーにも入っていない試合が続いた
先日の盛岡戦ではスタメンだったが2試合連続で前半途中で交代カードを切られる
昨年までとは全く異なる起用にサポ達も首をかしげていた
引退する熊林親吾選手からのコメント(公式HPより)
『今年、最初から引退する覚悟でやってきました。プロサッカー選手16年間いろいろな人に支えられ本当に悔いなくやりきりました。本当に今まで出会った人に感謝しかありません。これからもサッカーに関わり人としてもまだまだ成長していきたいと思っています。』
これからもサッカーに関わるようだ
A級ライセンス取得もささやかれてる
さしずめ、どこかJクラブのコーチになることだろう
そして、やがては監督に。熊林はどんなチームを作るだろう・・・ちょっと、ワクワクする
きっと、選手に慕われる監督さんになるだろう
できれば、いつの日か 秋田の監督となって欲しい
彼のプレーする姿が見られなくなるけど、きっと指導者としてスタジアムで輝いた姿が見られるだろう
彼の活躍したシーンは沢山思い出される
その中でも印象に残るのは昨年5月18日の鳥取戦(チュウブスタ)での得点
前半のロスタイム
山田の右サイド突破から半田がつなぎ フリーとなった熊林にリターン
熊林が鋭く右足を振り抜く 弾丸のような軌道でゴール!!
さらに後半のロスタイム 焦る鳥取がファールを犯し、それで得た 角度のないFK
このボールを熊林が右足を振り抜くと 直接枠をとらえてネットに突き刺さる
すばらしいFKだった
もう一つ どうしても忘れられないシーンがある
同じく昨年11月19日の鳥取戦(とりぎんバード)だ
左腕に黒いバンドを巻いてプレー 2:1で勝利する
試合後、ピッチにひざまずいていた
きっと、11月17日に急逝した奥大介に捧げた勝利だったと思う
今年の写真はあまりないけど 5月3日のAスタでのFKのシーン
彼の蹴るサッカーボールにたくさんの夢をのせて
頑張れ 熊林親吾!! 俺たちのくまばやし!!
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