24日はJヴィレッジスタジアムで行われた全国地域サッカーチャンピオンズリーグを観戦
25日は朝早くから仕事が入っているけど
どうしても、BB秋田の元戦士達の戦いを見届けたいということで・・・
8時過ぎにホテルを出発し、東北道、阿武隈高原道路、常磐道のルートで広野へ向かう
阿武隈高原道路は矢吹ICから小野ICを繋いでいる高規格道路
初めて通行しましたが、郡山JCTを迂回するより、ずっと便利でした
(料金310円)
Jヴィレッジ到着は思ったより早くて9時30分過ぎ
折からの雨でぬかるみもある中(ママはぬかるみにはまりながら(笑)スタジアムへ向かう
スタジアム入り口にはいわきFCさんのブースがあり、ユニの貸し出しも行われていました
コレすごいですよね?
秋田でも、古いユニを皆で持ち寄って貸し出ししたら、スタジアムがもっと青くそまらないかな?
スタジアム到着後、メインスタンドへ移動
運良く、メインスタンド一列目の中央に2席が空いていた 超!ラッキー!!
いつもは、ゴル裏やバックスタンドの住民なので、
ピッチのすべてが見通せるのは素晴らしいと思いました
さらに、豚汁を買い込んで観戦しながら座って観るサッカー・・・何やら申し訳ないでござる
1試合目はいわきFC対福井ユナイテッドFC
福井ユナイテッドは経営難に陥って解散したサウルコス福井を引き継ぐ形で福井県サッカー協会が中心となって2019年1月に設立されたクラブ
決勝ラウンド2日目までの成績は0勝2敗で、敗退が決まっている
一方のいわきFCは2日目までの成績は2勝0敗で、2位以上を確定しているが
ココは、もちろん優勝を奪いにいく試合
地元のいわきFCは大勢のサポーターが駆けつけた
メインスタンドに500名以上、バックスタンドの応援エリアには200名以上が詰めかけた
大きなダンマクだ
対する福井ユナイテッドは20名程度で応援
見覚えのある「闘え福井」
福井ユナイテッドの旗がかわいいです
試合開始は10:45
なんと、副審2がJ3リーグで主審を何度も務めている辛島宗烈さんでした
やまみんは「辛島さ~ん」と心で手をふる
敗退が決まっている福井に比べ、昇格を決めたいわきFCが序盤から攻める展開
しかし、序盤の決定的チャンスを決めることができなかったいわきFCに対し
徐々にスピードに慣れてきた福井ユナイテッドが中盤以降盛り返す
すると、28分 福井がCKのチャンスから得点を挙げる
得点を挙げると気持ちも上向きになり、福井の出足が良くなる
なかなか、いわきもチャンスを作れなくなる
前半終了間際、いわきのFW赤星魁麻選手が痛んでしまう
すぐに✕が出され、自分で歩くこともできない
赤星は全国地域サッカーCLでも4得点をあげているだけに痛い
赤星選手の怪我が大事にならなければ良いですけど・・・ちょっと心配
前半は0:1で福井リードで終える
後半はピッチ状態がさらに悪化し水たまりでボールが止まるような場所もできている
51分 いわきのカウンター攻撃、中央付近から左サイドへロングパスが通り
ゴール前へクロスを送り、18番のバスケス・バイロンがきっちりとゴール
その後もいわきが何度もチャンスを作るが、得点できず 1:1で試合終了
いわきFCは全国地域サッカーCLの優勝を飾り、JFLへの昇格に花を添える
会場はいわきFCの勝利で大いに盛り上がっています
いわきFCの道のりはこんな感じ
2015年 福島県3部優勝
2016年 福島県2部優勝
2017年 福島県1部優勝
2018年 東北2部優勝
2019年 東北1部優勝、全国地域サッカーCL優勝でJFL昇格獲得
1年でカテゴリーを1つずつ上がるという凄い勢いで昇格してきました
来年の注目は、1年でJFLを卒業できるかでしょうね
さて、2試合目 こちらがやまみんの注目の試合だ
高知ユナイテッドSCとおこしやす京都ACとの1戦
この試合の勝者が全国地域サッカーCLの2位となる
2位になることはすなわちJFL昇格を得ること 大事な一戦だ
元BB秋田戦士同士の戦いでもある
高知ユナイテッドには船川琢之介選手が、おこしやす京都には三宅貴憲選手がいる
ピッチ内練習、船川選手と三宅選手に向けて、2人でゲーフラを掲出
船川選手のゲーフラはUNGER仕込みのガムテープで作成
「たくのすけ~」と声援を送り、ゲーフラを掲出する
このゲーフラが掲出されているのを同僚選手からからかわれていましたね
この次の応援ではもう少し上品なゲーフラで応援します、ごめんね汗
秋田に在籍していたときに比べ、とっても大人びて見えました
船川選手がチームのみんなから好かれているなと感じました
三宅選手はゲーフラに手を振って応えてくれました
秋田の時のゲーフラとわかってくれたみたい
こちらは三宅選手の横断幕
おこしやす京都には町田や長野に所属していた勝又慶典や
鳥取や藤枝に所属していた柿木亮介
高知には琉球に所属していた朴利基など顔なじみの選手がいました
高知のサポーターがやけに多いなと思っていたら、いわきFCサポの友情応援があったようです
犬のかぶり物はいわきFCサポさんでしょうか
おこしやすは20名程度で古都らしくしっとりとした応援です
試合開始は13:30
高知はスタメン、サブ、スタッフが円陣を組んで、明るく選手をピッチに送り出します
三宅選手はスタメン、船川選手はサブでした
高知ボールでキックオフ
序盤は互いに攻め合う展開
三宅選手もいい動きで、DF陣を牽引します
相変わらずフィードが巧み!
19分 高知のチャンス。左CKのこぼれ球を右から中央へクロス
混戦の中、押し込んで高知が先制する
三宅選手は懸命に腕を伸ばすも残念・・・
前半は1:0で高知リードで折り返す
61分 おこしやす京都はガーナ人3枚を同時投入、前線の勝又や柿木がベンチへ下がる
ベンチに下がる勝又が不満そうな表情を見せる
やまみんも勝又さんの活躍をもっと見たかっただけに残念だ・・・
64分 高知が中央からドリブルでエリア前へ運ぶと
クサビのパスから折り返しをミドルシュート 2点目を挙げる
高知ベンチは大喜びです
後半、どちらが得点を挙げるかで大きく試合展開は変わる
高知はゆとりのある攻撃を仕掛けることができるようになる
そして、73分 待ってました!
船川琢之介選手がピッチへ 琢之介は前線へ入って動き回る
さしずめ、1番目のDFか?
78分 おこしやす京都、61分に投入した11番を下げる
終了間際の87分 高知がドリブルで突破し、追加点を奪う
ほぼ、これでゲームは決まった
89分におこしやす京都がCKからヘディングで意地の1点を返す
終了後の挨拶、三宅選手と船川選手が握手を交わします
琢之介! 高知の昇格おめでとう! 来年も活躍できるよう頑張ってね
三宅選手にママが「みやけ~ 下を向くな~」と叫ぶ
大丈夫、三宅君は下向くことなく、また、前を向いて戦うさ
そういう男だよ、三宅貴憲という選手は!頑張れ!三宅貴憲!
勝者と敗者を分けたのはどこに差があったのだろうか?
スタメン、サブも力を出し切った高知、かたや、どこかかみ合わない交代を行った京都
采配の違いと云ってしまえば、そうなんだろうけど
高知ユナイテッドはベンチ、スタメン、サブが一体となって昇格を勝ち取ったと思う
スタジアムに入って来た時から良い雰囲気だったんだよなぁ
おこしやす京都は固くなっている感じがしたんだよな・・・
Jリーグを目指すクラブは全国地域サッカーチャンピオンズリーグの戦いを経て
アマチュアの国内最高峰リーグの日本フットボールリーグ(JFL)に参入する
そして、プロサッカーの登竜門であるJ3リーグへはJFLで4位以上の成績をおさめる必要がある
ブラウブリッツの所属するJ3リーグは、地獄のように例えられたり侮られたりする事もあるけど、
プロサッカー、Jリーグの一員であることは紛れもない事実
そんな3部であるJ3でも、全国にはこのリーグを目指すたくさんのクラブが存在している
J3を目指す沢山の選手さんがいるんだよな・・・
今回、全国地域サッカーCLを観戦して、地域所属クラブのこの試合にかける強い思いを感じた
勝者はJFLに昇格できるが、敗者は再び1年間地域リーグで戦うことになる
いわば、全国地域サッカーCLで戦うために、地域リーグでの1年間の戦いがある
この1戦にかけた選手、クラブスタッフ、そしてサポーター達の熱い思いを感じられた
1年間、いや一生を左右するかも知れない戦いがこの全国地域サッカーCLにもある
J3はプロサッカーリーグなので、1試合1試合の重みはそれ以上かも知れないはず
なのに自分自身いつしか、リーグ戦ということで、1試合に対する気持ちが軽くなっていた気がする
1試合、1試合全力で戦わなければ、J3リーグ優勝そして昇格も見えて来ないはずだ
J3といえどもプライドをしっかり持つ
1戦1戦、魂こめて戦う
そういうスタンスでこれからもブラウブリッツ秋田を応援したいと強く感じた
PS.昨日、間瀬監督解任のニュースが伝えられた
間瀬さん、ありがとうございました
2015,16年そして2017年の途中から2018年シーズンと4年間、本当にお疲れ様でした
来年は誰が監督を引き受けてくれるのだろうか?
そして念願のJ2昇格は叶うのか?
それでも、今シーズン残り2試合、全力で戦って欲しいと願う
あと2試合、最後は笑顔で終わろう
頑張れ!!ブラウブリッツ秋田!!
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