とりぎんバードスタジアムは奇しくも
2015年 レノファ山口
2016年 大分トリニータ
と2年連続で、最終節に優勝を飾っている地
優勝の可能性を信じて参戦した
出発は土曜日の朝8:00 やまみんⅡ号で仙台まで車で移動
仙台駅そばの駐車場へ車を入れて、仙台駅へ
仕事のため秋田新幹線こまちで移動してきたママと合流
JR、浜松モノレール経由で羽田へ
羽田空港19:15発の便で鳥取へ向かう
鳥取駅近くのホテルに到着したのは21:00少し過ぎ
さっそく、ママと2人で駅前へ出かける
駅前の花時計がライトアップされきれいでした
金曜日雪の積もった秋田市に比べて、まったく雪の気配のない鳥取市
さぞかし、サッカーの練習も快適なんだろうなぁ・・・とちょっと切なくなる
家庭的な雰囲気のお店に入る
鳥取の地酒 大吟醸「強力」 これは美味しい
次いで、諏訪泉の大吟醸「鵬」
このお店、正解でした
刺身盛り合わせ シロイカ、白にし貝、カンパチが美味しい
こちらは、牡蠣入り湯豆腐
絶品だったのは子持ち鰈の煮付け(ママの煮付けより上かな?)
最後に、へしこ茶漬けを食べる
ママは2つのデザート 梨のジェラートとマロンのアイスクリーム←おいおい(;´・ω・)
すっかり鳥取を堪能して 良い気分でホテルに戻りました
日曜日はゆっくりと7時に起床
お土産を鳥取駅で買い込んでから、スタジアムへ移動する
レンタカーで、スタジアムそばの駐車場に到着したのは10時少し前 仲間と挨拶を交わす
誰もが気合に満ち溢れているよ
バス迎えは11時15分頃 ここに来れなかったみんなの分まで声を張り上げる
写真ではちょっと見えづらいけど、優勝AKITAのボードが良いね
入場後にダンマクを設置する
やまみんも電光掲示板近くのバックネットに秋田魂の横断幕を掲出
選手入場時、ビッグTをゴル裏で掲出する
鳥取アウェイ史上最大 80名を超えるサポーターがゴル裏に結集し声を張り上げる
みんな、この一戦に期待して駆けつけてくれた
2010年、やまみんが初めて鳥取のアウエーに参戦した時はサポーターと選手の家族さんを合わせても僅か一桁の人数だったことを思い出し、ちょっと胸に迫るものがあった
その数少ないサポーターの殆どがまだ秋田ゴール裏にいるというのも奇跡的だ
沼津対栃木が引き分けで、秋田が勝利すると秋田の優勝が決まるという厳しい条件だが誰もが優勝を諦めていなかった
その証 サポ仲間がお手製の優勝シャーレを準備してくれた
ゴールの真後ろに集結、心ひとつに応援を開始する
試合開始は13:03
天候は快晴 気温は18度くらいと絶好のコンディション
秋田のスターティングメンバーはこんな感じに見えた
松本
千田 有薗 ホガン
日高 山田
古田 青島
久富 遊馬
田中
前節も欠場した前山のほか、藤山もいない
代わりに日高がボランチに、前線には遊馬が入る 頑張れ!
秋田ボールでキックオフ
枠に飛んだが、GKにクリアされる
その後は鳥取の鋭い出足についていけない
前線へのパスをカットすることが出来ず、危ないシーンを何度も作られる
しかし、千田、有薗、そして松本が体を張り、ゴールを許さない
なんとか、0:0で前半終了
この時点で、沼津対栃木の試合は沼津の先制で1:0とリード
他会場の結果が気になるが、目の前の試合に集中!集中!
先ずは、俺たちのブラウブリッツが勝たなければ
後半はメンバー交代なく再開
後半に入ると、古田、久富の右サイドからチャンスを作れるようになる
すると、61分 ゴール前のドリブルから山田が美しいミドルシュート
いったんGKに弾かれたが、はね返りを久富が流し込み 先制!!
このシーン、ちょっとオフサイド気味?と一人ヒヤヒヤしてたがゴールが認められる
先制点でゴール裏はヒートアップする
この1点でゲームが大きく変わったと思う
秋田の動きに鳥取の選手達がついていけない
鳥取のラインが下がり、出足が鈍くなった
こうなると、秋田のペースだ
セカンドボールが面白いように拾える
攻撃、そして攻撃、はね返りをさらに攻撃 といった具合に攻めの時間が長くなる
イケイケだな
67分、中央の日高からエリア内の遊馬へパスが通り、遊馬がワンツーで技ありのヒールパス
後ろから走り込んだ日高がシュート
綺麗に決まり、2点目ゲット!!
しかし、67分 千田が相手19番と接触してピッチに倒れ込む
「海人!海人!」のコールも空しく、立ち上がれない千田は担架で運ばれる
どうか軽傷であってくれと祈る
70分 千田out深井in
74分 左サイドの久富からのクロスに田中がヘディングシュート
GKに弾かれたこぼれ球がライン際に転がる DFと競り合いながら遊馬が右足で流し込む
試合を決める3点目だ
終盤になっても、ブラウブリッツ秋田の選手達の足は止まらない
90分+2分 久富out江口in
後半はまったくの秋田ペース
面白いようにボールが回る
90分+4分 松本がゴールキックを蹴り出してホイッスルが鳴る
3:0で快勝!!
そして、試合終了から2分ほど経過
沼津対栃木が1:1の引き分けで終了したとの知らせが・・
(マツ サンキュー ありがとう)
奇跡の逆転劇の優勝だ!!
優勝!! 秋田 勝ち点61
2位 栃木 60 (J2昇格)
3位 沼津 59
サポーターの中には感極まって泣いている人が沢山いましたね
ゴール裏に挨拶に来てくれた選手達へ歓喜の声が
思い返せば、9月3日の第21節 栃木SCとのホームでの一戦
終了間際の90分+5分の田中のゴールで追いついた
試合終了後、杉山監督が「この勝ち点1は必ず効いてくる」と語っていましたが、その通りでした
試合終了後は表彰式
選手達が喜びを爆発させています
そして、涙・涙・涙のゴール裏
今は来れなくなったサポ仲間
今は秋田にいないが、かつてブラウブリッツのエンブレム付けて懸命に闘ってくれた選手達
さらにはTDKSC時代の選手達
沢山の顔が脳裏に浮かんで来てたまらなくなる
選手みんなが誇らしくてならない
おめでとう、みんな
ありがとう、みんな
ブラウブリッツ秋田が誇らしくてならない
PS、遠征はユニ着用で帰宅するのがやまみん流
空港で、山本昌邦氏(磐田監督、アテネオリンピックのU23監督など)に
「おめでとう」と声をかけていただき恐縮する
鳥取対秋田の試合解説(NHK)で来てくれていたそうです
秋田のスタジアム事情など5分以上も会話していただきました
「秋田のサッカーのために頑張ってください」との言葉もいただきました
山本さんと云えば、「人間力」
やまみんも少しでも「人間力」を磨いて、これからもサポーターとしてささやかでもクラブの力になりたいと思った
そのほか、ユニを着ているおかげでJリーグ関係者、大宮サポの方など、沢山の方々からおめでとうと声かけしていただきました
主審を務めた辛島さんからも機内でお祝いの言葉をいただきました
辛島さんのジャッジ最高でした!!
みなさん本当にありがとうございました
さらに、勝利のニュースで知った全国いろんなところからおめでとうのメールが届いた
嬉しかったです
さて、帰路はこんな帰宅ルートもあるということで
鳥取空港(18:50発)→羽田空港(20:10着)→浜松モノレール→JR山の手線→東北新幹線はやぶさ(21:36発)→仙台駅(23:08着)
仙台からはやまみんⅡ号で東北道、秋田道経由 自宅到着は午前2時
月曜日から元気にお仕事です(^-^;
これで、今年の遠征もおしまい・・
2017年シーズン J3初優勝で戦いを終えた俺たちのブラウブリッツ秋田は
J2ライセンスを持っていない北東北のクラブチーム
優勝したけど、J2に昇格するのは2位の栃木だけだ
優勝が嬉しいだけに、この現実が悔しくてならない
このチームでJ2へ上がりたかったよ・・・
しかし、この優勝で秋田のサッカーを取り巻く環境が変わると思う
いや、変わらなければならない
多くの県民を巻き込んでスタジアム建設に向けた議論が一気に進むことを
心の底から期待しています
先ずは成績。。と言われてブラウブリッツは結果を出しました
さあ、首長さん方
こんどはあなたたちの番ですよ
信じています(^-^)
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