2019年11月30日土曜日

悲喜こもごもの全国地域サッカーCL決勝ラウンド

藤枝遠征の戻り、白河のホテルに宿泊

24日はJヴィレッジスタジアムで行われた全国地域サッカーチャンピオンズリーグを観戦

25日は朝早くから仕事が入っているけど
どうしても、BB秋田の元戦士達の戦いを見届けたいということで・・・

8時過ぎにホテルを出発し、東北道、阿武隈高原道路、常磐道のルートで広野へ向かう

阿武隈高原道路は矢吹ICから小野ICを繋いでいる高規格道路

初めて通行しましたが、郡山JCTを迂回するより、ずっと便利でした
(料金310円)

Jヴィレッジ到着は思ったより早くて9時30分過ぎ

折からの雨でぬかるみもある中(ママはぬかるみにはまりながら(笑)スタジアムへ向かう



スタジアム入り口にはいわきFCさんのブースがあり、ユニの貸し出しも行われていました

コレすごいですよね?

秋田でも、古いユニを皆で持ち寄って貸し出ししたら、スタジアムがもっと青くそまらないかな?


スタジアム到着後、メインスタンドへ移動

運良く、メインスタンド一列目の中央に2席が空いていた 超!ラッキー!!

いつもは、ゴル裏やバックスタンドの住民なので、

ピッチのすべてが見通せるのは素晴らしいと思いました

さらに、豚汁を買い込んで観戦しながら座って観るサッカー・・・何やら申し訳ないでござる

1試合目はいわきFC対福井ユナイテッドFC

福井ユナイテッドは経営難に陥って解散したサウルコス福井を引き継ぐ形で福井県サッカー協会が中心となって2019年1月に設立されたクラブ

決勝ラウンド2日目までの成績は0勝2敗で、敗退が決まっている

一方のいわきFCは2日目までの成績は2勝0敗で、2位以上を確定しているが
ココは、もちろん優勝を奪いにいく試合

地元のいわきFCは大勢のサポーターが駆けつけた

メインスタンドに500名以上、バックスタンドの応援エリアには200名以上が詰めかけた

大きなダンマクだ


対する福井ユナイテッドは20名程度で応援

見覚えのある「闘え福井」


福井ユナイテッドの旗がかわいいです


 
 
 


試合開始は10:45

なんと、副審2がJ3リーグで主審を何度も務めている辛島宗烈さんでした

やまみんは「辛島さ~ん」と心で手をふる

 
福井ボールでキックオフ


敗退が決まっている福井に比べ、昇格を決めたいわきFCが序盤から攻める展開


しかし、序盤の決定的チャンスを決めることができなかったいわきFCに対し

徐々にスピードに慣れてきた福井ユナイテッドが中盤以降盛り返す

すると、28分 福井がCKのチャンスから得点を挙げる



得点を挙げると気持ちも上向きになり、福井の出足が良くなる

なかなか、いわきもチャンスを作れなくなる

前半終了間際、いわきのFW赤星魁麻選手が痛んでしまう

すぐに✕が出され、自分で歩くこともできない

赤星は全国地域サッカーCLでも4得点をあげているだけに痛い


赤星選手の怪我が大事にならなければ良いですけど・・・ちょっと心配

前半は0:1で福井リードで終える

後半はピッチ状態がさらに悪化し水たまりでボールが止まるような場所もできている

51分 いわきのカウンター攻撃、中央付近から左サイドへロングパスが通り

ゴール前へクロスを送り、18番のバスケス・バイロンがきっちりとゴール

 

その後もいわきが何度もチャンスを作るが、得点できず 1:1で試合終了

いわきFCは全国地域サッカーCLの優勝を飾り、JFLへの昇格に花を添える


会場はいわきFCの勝利で大いに盛り上がっています

いわきFCの道のりはこんな感じ

2015年 福島県3部優勝

2016年 福島県2部優勝

2017年 福島県1部優勝

2018年 東北2部優勝

2019年 東北1部優勝、全国地域サッカーCL優勝でJFL昇格獲得

1年でカテゴリーを1つずつ上がるという凄い勢いで昇格してきました

来年の注目は、1年でJFLを卒業できるかでしょうね



さて、2試合目 こちらがやまみんの注目の試合だ

高知ユナイテッドSCとおこしやす京都ACとの1戦

この試合の勝者が全国地域サッカーCLの2位となる

2位になることはすなわちJFL昇格を得ること 大事な一戦だ

元BB秋田戦士同士の戦いでもある

高知ユナイテッドには船川琢之介選手が、おこしやす京都には三宅貴憲選手がいる

ピッチ内練習、船川選手と三宅選手に向けて、2人でゲーフラを掲出


船川選手のゲーフラはUNGER仕込みのガムテープで作成

「たくのすけ~」と声援を送り、ゲーフラを掲出する

このゲーフラが掲出されているのを同僚選手からからかわれていましたね

この次の応援ではもう少し上品なゲーフラで応援します、ごめんね汗

秋田に在籍していたときに比べ、とっても大人びて見えました


船川選手がチームのみんなから好かれているなと感じました




三宅選手はゲーフラに手を振って応えてくれました

秋田の時のゲーフラとわかってくれたみたい

 
船川選手の横断幕


こちらは三宅選手の横断幕


おこしやす京都には町田や長野に所属していた勝又慶典や

鳥取や藤枝に所属していた柿木亮介

高知には琉球に所属していた朴利基など顔なじみの選手がいました

高知のサポーターがやけに多いなと思っていたら、いわきFCサポの友情応援があったようです


犬のかぶり物はいわきFCサポさんでしょうか


おこしやすは20名程度で古都らしくしっとりとした応援です


試合開始は13:30

高知はスタメン、サブ、スタッフが円陣を組んで、明るく選手をピッチに送り出します


三宅選手はスタメン、船川選手はサブでした

高知ボールでキックオフ


序盤は互いに攻め合う展開

三宅選手もいい動きで、DF陣を牽引します

相変わらずフィードが巧み!


19分 高知のチャンス。左CKのこぼれ球を右から中央へクロス

混戦の中、押し込んで高知が先制する







三宅選手は懸命に腕を伸ばすも残念・・・

前半は1:0で高知リードで折り返す

61分 おこしやす京都はガーナ人3枚を同時投入、前線の勝又や柿木がベンチへ下がる


ベンチに下がる勝又が不満そうな表情を見せる

やまみんも勝又さんの活躍をもっと見たかっただけに残念だ・・・



64分 高知が中央からドリブルでエリア前へ運ぶと

クサビのパスから折り返しをミドルシュート 2点目を挙げる




高知ベンチは大喜びです

後半、どちらが得点を挙げるかで大きく試合展開は変わる

高知はゆとりのある攻撃を仕掛けることができるようになる

そして、73分 待ってました!

船川琢之介選手がピッチへ 琢之介は前線へ入って動き回る

さしずめ、1番目のDFか?



78分 おこしやす京都、61分に投入した11番を下げる

終了間際の87分 高知がドリブルで突破し、追加点を奪う


ほぼ、これでゲームは決まった

89分におこしやす京都がCKからヘディングで意地の1点を返す


アディショナルタイム4分を守り切って高知が3:1で勝利する


終了後の挨拶、三宅選手と船川選手が握手を交わします

琢之介! 高知の昇格おめでとう! 来年も活躍できるよう頑張ってね


三宅選手の意外とさばさばした表情の下に、どれだけの悔しさが潜んでいたのか・・・


三宅選手にママが「みやけ~ 下を向くな~」と叫ぶ

大丈夫、三宅君は下向くことなく、また、前を向いて戦うさ

そういう男だよ、三宅貴憲という選手は!頑張れ!三宅貴憲!

勝者と敗者を分けたのはどこに差があったのだろうか?

スタメン、サブも力を出し切った高知、かたや、どこかかみ合わない交代を行った京都

采配の違いと云ってしまえば、そうなんだろうけど

高知ユナイテッドはベンチ、スタメン、サブが一体となって昇格を勝ち取ったと思う

スタジアムに入って来た時から良い雰囲気だったんだよなぁ

おこしやす京都は固くなっている感じがしたんだよな・・・


Jリーグを目指すクラブは全国地域サッカーチャンピオンズリーグの戦いを経て

アマチュアの国内最高峰リーグの日本フットボールリーグ(JFL)に参入する

そして、プロサッカーの登竜門であるJ3リーグへはJFLで4位以上の成績をおさめる必要がある

ブラウブリッツの所属するJ3リーグは、地獄のように例えられたり侮られたりする事もあるけど、

プロサッカー、Jリーグの一員であることは紛れもない事実

そんな3部であるJ3でも、全国にはこのリーグを目指すたくさんのクラブが存在している

J3を目指す沢山の選手さんがいるんだよな・・・

今回、全国地域サッカーCLを観戦して、地域所属クラブのこの試合にかける強い思いを感じた

勝者はJFLに昇格できるが、敗者は再び1年間地域リーグで戦うことになる

いわば、全国地域サッカーCLで戦うために、地域リーグでの1年間の戦いがある

この1戦にかけた選手、クラブスタッフ、そしてサポーター達の熱い思いを感じられた

1年間、いや一生を左右するかも知れない戦いがこの全国地域サッカーCLにもある

J3はプロサッカーリーグなので、1試合1試合の重みはそれ以上かも知れないはず

なのに自分自身いつしか、リーグ戦ということで、1試合に対する気持ちが軽くなっていた気がする

1試合、1試合全力で戦わなければ、J3リーグ優勝そして昇格も見えて来ないはずだ

J3といえどもプライドをしっかり持つ

1戦1戦、魂こめて戦う

そういうスタンスでこれからもブラウブリッツ秋田を応援したいと強く感じた


PS.昨日、間瀬監督解任のニュースが伝えられた

間瀬さん、ありがとうございました

2015,16年そして2017年の途中から2018年シーズンと4年間、本当にお疲れ様でした

来年は誰が監督を引き受けてくれるのだろうか?

そして念願のJ2昇格は叶うのか?

それでも、今シーズン残り2試合、全力で戦って欲しいと願う

あと2試合、最後は笑顔で終わろう

頑張れ!!ブラウブリッツ秋田!!















2019年11月26日火曜日

松杉ダービー、藤枝戦

今週のお酒は静岡県静岡市の有名なお酒

「臥龍梅 純米大吟醸 五百万石 45 袋吊り」


酒米は五百万石を45%まで削り、そして作り手は南部杜氏だそうです

際立つ華やかな香りとキレのある味わい 良いですね

美味しいけど、アルコール度はちょっと高めで効きますね

さて、J3リーグ第32節 藤枝総合運動公園サッカー場で藤枝MYFCとの一戦

金曜日の午後に自宅を出発

秋田道、東北道、圏央道、東名、新東名のルートで向かう

スタジアム到着は23日の8時30分頃

 
9時30分からの事前入場でダンマクを設置

 

知り合いからチケットを譲っていただき入場 ありがとうございます


スタジアム前に選手のフラッグが掲出されており、やまみんの大好きな成岡翔のフラッグもありました (^_^)v

磐田での背番号と同じ19番で、グッときます・・・

やまみんは磐田時代に「成岡翔19番」のゲーフラも作って応援したことがあり、次の成岡のゲーフラ案まで練っていたが、福岡への移籍のため陽の目をみなかった



試合開始前のサイン会に成岡さんが登場

ママが「ナルナルにお疲れ様と言いたい!」と珍しく積極的に成岡さんのサインをいただいてきました

今年で選手生活を終えるとのこと

成岡さんお疲れ様でした。今後のサッカー人生に幸いあることを願っております



11時過ぎ バス迎えを盛大に・・


この日、藤枝に駆けつけた秋田サポは50名程度


うれしかったのがツムツムとクラゲちゃんの2人

クラゲちゃんがスタジアムに到着するとツムツムが小走りでお出迎え・・和む~

こんなちっちゃい子達でも秋田サポの仲間意識は高い!



この試合、やまみん的には松本拓也と杉本拓也の松・杉ダービーに注目

杉本拓也は松本拓也と同じく静岡県出身のGK

松本は1989年2月6日生まれ、杉本は1989年12月31日生まれ

松本が1つ上の学年になるけど、ともに1989年生まれ

杉本さんは鳥取SC(2012年~2017年)

かたや松本は2010年湘南から川崎、湘南、北九州を経て、2015年にブラウブリッツ秋田に加入

ともに、サッカー王国、静岡出身のGK 松本にしたらきっと負けられない相手だと思う

試合前、松本くんのお母さんからサポ達へ蜜柑と桜エビうまい棒の差し入れをいただきました



昨年のアウェイ沼津戦でもいただきましたね

とっても美味しかったです ありがとうございました

さて、この試合のスターティングメンバーはこんな感じ見えた

     松本

千田  山田  ホガン

 藤山     江口

沖野       青島

 中村     前山

      林



13:03 秋田ボールでキックオフ

序盤は互いに攻め合う場面

6分 エリア内で森島が倒れPKをアピールするもファールとはならず


8分 前山のシュートはバーに当たってゴールならず、惜しい!

11分 松本のゴールキック 

松本のキックしたボールがマウス右の森島にカットされ危ない場面もあったが

スーパーセーブでホッとする

やや自作自演的?ではあったがホント松本が止めてくれて良かった!

前半は0:0で終える

後半はメンバー交代なく再開


後半は攻める場面も作れるようになる


惜しい場面が続く


得点の機会はあったものの得点できず

56分 前山outホリケンin

66分 藤山out和田in

79分 青島out田中in

何としても点が欲しいのでフレッシュにしたのはわかるけど・・・チャンスを作っていた前山や藤山を交代させるとは、思い切った采配

87分 カウンターから失点


結局 0:1で敗戦 


藤枝は2位の順位に相応しい戦いをしていました

秋田は勝つチャンスはあったけど、生かせず

ここまでの順位の差をしっかりと感じた試合だった

昨年藤枝は下から数えて2番目の成績だったんだよねー、この差はどこでついたのかねー

と、サポ仲間のボヤキとため息続出

その中で「うん、選手は一生懸命やってた!それを見れたから幸せ」と話すサポ仲間がいてハッとさせられる


試合後、やまみんがママに「せっかく、静岡に来たんだからウナギでも食べて行こうか?」

「負けてしまったんだから、贅沢はしないで帰りましょう」とママ

カインズ藤枝店に寄ってパンジーやクリスマスローズの苗を買う

地域が違うと珍しい花苗やガーデニンググッツがあるとかで、ママのささやかな楽しみなのだ

カインズ隣のスーパーの移動販売の焼き鳥屋さんで

焼き鳥を買う ママが「鴨焼きのタレはうなぎと同じくらい、美味しいね!!」 

やまみんはママの精一杯の強がりに涙を抑えて帰宅の途につく

来年は、藤枝に勝ってウナギを味わいたいものです・・

次節は、セレッソ大阪U23とヤンマースタジアムで試合

やまみんは仕事の都合でどうしても参戦できませんが

なんとか、勝利をあげて欲しいと願っています

参戦できる方々、よろしくお願いします

頑張ろう!!ブラウブリッツ秋田!!